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日米装備の「DICAS」取得・維持整備強化へ
木原大臣、日米調整加速化し抑止力強化へ
木原稔防衛大臣は6月7日の閣議後会見で、「日米防衛産業協力・取得・維持整備定期協議(DICAS)」について、日米の防衛産業が連携する優先分野を特定していく協議だとし、「共同開発・共同生産・共同維持整備に向けた調整を今後加速化し、日米同盟の抑止力・対処力の向上につなげたい」考えを示した。
DICASは、今年4月に行われた日米首脳会談で、日米防衛産業の協力による装備品の取得や維持整備を円滑に行うため、定期的に協議する場として設立した。第1回目会合は6月9日から開かれ、防衛装備庁と米国防省間の協議のほか、日米企業間による相互理解の場が設けられるなど、装備に関する協力の進展を図っている。
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