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2024.06.11

WING

JAL、J-AIR運航便で9.5時間の配送実現

 「J-AIR直鮮サービス」、ルーフィとの協業深化

 

 日本航空(JAL)は6月10日、ルーフィとの協業によって2020年11月から開始した空陸一貫輸送サービス「ハコJET」を深化させて、特産品の鮮度を維持した輸送に特化した新配送サービスの開始を発表した。これは6月17日から、伊丹空港を拠点とするジェイエアのエンブラエル運航便で「J-AIR直鮮サービス」として開始する。
 この新サービスでは、JALの輸送力と、ルーフィの3温度帯による品質管理輸送、さらに地方を結ぶJ-AIRのネットワークが加わることで、約9.5時間の当日配送を可能とする。サービスの条件は、(1)荷出し地点から到着地点まで当日輸送できるもの、(2)J-AIRのエンブラエル型機材での運航便に搭載するもの(予約サイトで「J-AIR運航」表記)、(3)輸送日の5営業日前までに輸送日・便名・物量が確定しているもの、(4)航空輸送制限品以外、といった4条件を満たしつつ、地域事業・地域活性化に資する特産品であると事前承認されたものとなる。17日からJ-AIRホームページに記載の専用フォームで受付を開始し、ルーフィの「ハコJET」輸送を手配する。