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2024.06.14

WING

関西エアポート23年度、最終利益155億円と4期ぶり黒字

 前年度比87%増収、旺盛な訪日・非航空系事業回復が追い風

 関西エアポートが6月13日に発表した2023年度決算によれば、最終利益が155億円と、前年同期の190億円の損失計上から黒字転換を果たすことに成功。4期ぶりの黒字化となった。訪日旅客需要が旺盛に推移するなど旅客需要が好調なことに加え、関西空港第1ターミナルに新たな商業施設が開業したことなどが業績に寄与した。
 期間中の営業収益が前年同期比87%増加した1868億円と、大幅な増収を記録。利益面でも、営業利益340億円(前年同期:営業損失148億円)、経常利益232億円(同:営業損失256億円)となるなど、各利益段階で黒字を確保した。