★HIS24年10月期中間決算は56.6%の増収に

　利益は黒字転換、旅行事業堅調、ホテルの収益性良化

　エイチ・アイ・エス（HIS）が6月14日に発表した2024年10月期第2四半期（23年11月〜24年4月）連結決算は売上高が前年同期比56.6%増の1611億7300万円となった。営業損益は33億5800万円の赤字から57億5900万円の黒字に、経常損益は35億6100万円の赤字から60億8200万円の黒字に、中間純損益は48億900万円の赤字から38億7700万円にそれぞれ転換した、旅行事業の売上が想定以上に増加したことやホテル事業の収益性が良化したことが今回の業績につながった。ただ、海外旅行については回復鈍化傾向が見られるため夏の集客に向けた取り組みを強化していくとした。

　旅行事業、売上高65.2%増に、利益は84億円増
　3・4月の取扱い想定上回る、欧州事業も好調