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2024.06.17

WING

三菱電機、Ka帯衛GaN MMIC電力増幅器サンプル提供開始

 三菱電機は、衛星通信地球局の送信機に使用される高周波デバイスの新製品として、「Ka帯衛星通信地球局用GaN MMIC電力増幅器」製品のサンプルの提供を、来る7月1日に開始することを決定した。
 衛星通信の主流の周波数はKu帯(13~14GHz)だが、三菱電機は情報伝送量の大容量化を図ることができる、より周波数が高いKa帯(27.5~31GHz)を活用。Ka帯に対応する高周波デバイスをラインアップすることで、今後拡大が見込まれる大容量通信への対応と、衛星通信地球局の小型化や低消費電化に寄与することを目指す方針だ。