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2024.06.17

WING

アストロスケール、デブリの約50m距離まで接近

 民間企業によるデブリ接近距離で最も至近距離に

 アストロスケールは6月14日、今年2月に開始した商業デブリ除去実証衛星「ADRAS-J」のミッションにおいて、観測対象のデブリから約50メートルの距離にまで接近することに成功したことを発表した。
「ADRAS-J」は、去る5月23日にデブリまで50メートルの距離まで接近し、その距離において定点観測を実施したとのこと。今回の成功についてアストロスケールは、民間企業がRPO(ランデブ・近傍運用)を通じて実際のデブリに接近した、世界で最も近い距離となったことを明かした。