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ブーム、超音速旅客機の最終組立工場が竣工
JALらが機体受領するデリバリーセンターも併設
超音速旅客機の開発を進めているブーム・スーパーソニック(ブーム)は6月17日(現地時間)、米ノースカロライナ州グリーンズボロにあるピードモント・トライアド国際空港の隣接地において、超音速旅客機「Oveture」の最終組立を担う「Overtureスーパーファクトリー」の竣工式を挙行したことを発表した。
米国初の超音速旅客機の組立ラインでは、超音速旅客機「Overture」が続々と製造されることになるが、ブームは年間33機もの「Overture」を生産する能力を有し、その価値は60億ドル以上に達する。さらにブームは、年間66機体制に生産能力を増強するべく、組立ラインを増設する計画を明らかにしており、今後20年間でノースカロライナ州の経済に320億ドル以上の経済効果をもたらすほか、2400名の雇用創出が見込まれるとした。
※写真=「Overture」の最終組立ラインとなるスーパーファクトリーが竣工(提供:ブーム)
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