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木原大臣、露朝連携で「一層厳しさ増す」
ウクライナ戦で北のミサイル、知見与えるおそれ
木原稔防衛大臣は6月18日の閣議後会見で、ロシアのプーチン大統領が北朝鮮を訪問したことについて、一般論としながらも露朝間の軍事的な連携・協力の強化によって、「日本を取り巻く地域の安全保障環境が一層厳しさを増している状況」だとする考えを示した。
さらに昨年以降、北朝鮮からロシアへ軍事装備品および弾薬に加えて弾道ミサイルの供与が行われたとし、さらにそれらがウクライナに対して使用されたことが明らかになったことを指摘。北朝鮮による兵器の移転は「ウクライナの人々の苦しみを増大させ、ロシアの侵略を支援し、国際的な不拡散体制を損なうもの」だと述べた。