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2024.06.27

ウイングトラベル

★農協観光23年度、最終益5.5億円、5期ぶりの黒字に

 旅行需要回復、地域共創事業や農福連携事業も拡大

 

 農協観光は6月26日に定時株主総会を開催し、2023年度の決算を発表した。売上高は約2.0倍増の158億1600万円、営業損益は5億7500万円の赤字から4億1300万円の黒字、経常損益は6億6300万円の赤字から5億700万円の黒字に、当期純損益は6億8300万円の赤字から5億5400万円の黒字となり、2019年度以来5期ぶりの最終黒字となった。新型コロナウイルスの5類移行に伴い、農協(JA)関係の団体旅行を中心に旅行需要が回復したことと、地域共創事業や農福連携事業が拡大したこと。さらに人件費の減少や費用削減を図ったことが今回の業績につながった。

 

 旅行総取扱額、前期比63.1%増の302億円
 JA関連の団体旅行中心に取扱増