10月主要旅行業者取扱額、3.3％増4885億円

国内旅行1.6％減も海外旅行10.2％増

　観光庁が発表した10月の主要旅行業者の旅行総取扱額は前年同月比3.3％増の4885億4400万円となった。国内旅行が1.6％減の2703億4200万円となったものの、海外旅行が10.2％増の1943億1800万円、外国人旅行が10.4％増の238億8300万円とそれぞれ2ケタ増となったことが今回の実績につながった。
　海外旅行は特に韓国への取扱いが好調だった。一方、国内旅行は団体旅行の取扱いは好調だったものの、個人旅行において北海道・西日本方面が低調だった。外国人旅行に関しては北海道胆振東部地震や関西国際空港閉鎖の影響は少なく、豪州や中国を中心とした個人旅行の取扱いが引き続き堅調に推移した。