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2024.07.01

WING

中国艦艇2隻が大隅海峡通過、2日かけて往復

 統合幕僚監部は6月28日、中国海軍のルーヤンIII級ミサイル駆逐艦(艦番号124)およびジャンカイII級フリゲート(艦番号538)の合計2隻が大隅海峡を太平洋側から通過して東シナ海へ向かったことを発表した。
 海上自衛隊が中国艦艇2隻を確認したのは27日14時ごろで、宮崎県の都井岬南東沖約40キロの海域を北西方向へ進んでいたのを確認した。その後2隻は、大隅海峡を通過して東シナ海へ向けて航行した。この2隻はその前日の26日に東シナ海から大隅海峡を通過した2隻と同一であることが分かっている。
 中国艦艇2隻の警戒監視を行ったのは、海自第1海上補給隊(佐世保)の「おうみ」および第1航空群(鹿屋)のP-1哨戒機だった。

※写真・図=ルーヤンIII級ミサイル駆逐艦とジャンカイII級フリゲートが大隅海峡を往復した(提供:統合幕僚監部)