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2018.12.13

WING

日加次官級「2+2」、外交・安保面の協力進展を確認

防衛協力の発展、日加ACSA早期発効へ努力

 第4回目となる日カナダ次官級「2+2」対話が12月12日に都内で開かれた。この対話では、日加両国の外交・安保政策と、北朝鮮を含む地域情勢について意見交換を行った。両国は、外交・安保面での2国間協力の進展を歓迎するとともに、今後さらに協力を強化していくことを確認した。
 さらに、二国間の防衛協力・交流や、国際平和活動での協力などについて意見交換し、日加両国は、「自由で開かれたインド太平洋」ビジョンの実現に向け、具体的な協力を進めること,日加ACSAの早期発効に向けて努力する姿勢で一致した。
 この対話に参加したのは、日本側から防衛省の真部朗防衛審議官および外務省の森健良外務審議官。カナダ側からはゴードン・ベンナー国防副次官およびイアン・シュガート外務次官が出席した。日本とカナダの次官級「2+2」対話は、2010年11月の日・カナダ首脳会談で創設が決定。2011年8月に第1回目が開かれ、2014年3月に第2回、2016年4月に第3回がそれぞれ開催された。