記事検索はこちらで→
2024.07.01

WING

SkyDrive、タイ財閥およびサハ東急と事業検討

 シラチャやパタヤなどで活用検討、モデルを逆輸入も視野に

 SkyDriveは6月28日、タイのサハ・パタナ・インター・ホールディング(SPI)およびサハ東急コーポレーション(サハ東急)との間で、同社が開発を進めている「SKYDRIVE(SD-05)」を活用したタイでの事業検討に関する覚書を締結したことを発表した。
 サハ・パタナ・インター・ホールディングは、タイを代表する財閥であるサハ・グループの傘下企業。チョンブリ県シラチャ郡をはじめとする工業団地の開発や新規事業への投資を行い、工業団地内に小型機用の民間飛行場を備えている。一方のサハ東急は、シラチャにおいて、賃貸住宅を主とする不動産事業を行う東急とサハ・グループとの合弁会社だ。
 タイでは、シラチャをはじめとする日系企業の工業団地への進出により、経済成長が促進されているが、一方で自動車による交通渋滞や排気ガスによる環境汚染が深刻な社会課題となっている。そのため渋滞の緩和や環境への配慮が喫緊の課題となっており、多様な移動手段の活用が期待されているところ。