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2018.12.13

ウイングトラベル

Trip.com、「空販売」は37件、予約取消処理

代替施設など提案、全額返金と賠償などで対応

 Ctripグループ傘下の「Trip.com(トリップドットコム)」が国内宿泊施設の許可なく満室の部屋を「空販売」していた問題で、「Trip.com Japan」は12月12日、顧客に予約確定の連絡をしたにも関わらず、部屋が確保されていない予約が37件あることを明らかにした。その上で、これら37件の予約キャンセル処理を行った上で、部屋のアップグレードまたは代替施設の提案を行い、差額がある場合には同社が差額を負担するほか、希望の部屋を手配できなかった場合には全額返金に加え、当初宿泊料金1泊目の3倍相当額を賠償するとの方針を公表した。
 既に37件中、17件については顧客への対応が終了しているとし、残り20件については12月13日中に全件の対応を終了させる予定としている。

 

※写真=「Trip.com」が12月12日に公表したコメントの一部