ウイングトラベル
★キャセイ、日本向けサービス拡充に一層注力
航空燃料不足問題には「大きな懸念」
キャセイパシフィック航空(CPA)のネルソン・チン北東アジア地区総支配人は本紙などとの取材に応じ、同社の日本路線について「コロナ禍前より重要度が増している」とした上で、日本人旅客向けのサービス拡充や主要空港以外の運航ネットワークの構築に向けた投資に対して意欲を見せた。また、旅行関連のプラットフォーム強化に向けた他企業との連携を模索していく考えを明らかにした。さらに、ここにきて国内の空港で顕在化してきている燃料不足については「大きな懸念を抱いている」と述べるとともに「われわれとしては乗客に対して影響が出ないように最善を尽くしていくとともに、問題の解決に向けてわれわれとしてできることがあれば積極的に協力していきたい」という考えを示した。
イン・アウト双方で着実にビジネスチャンス取り込む
日本人CAの増員やネットワーク拡充への投資検討