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2024.07.05

WING

防衛省、潜水艦修理契約で川重の架空取引など調査

 防衛省は7月3日、川崎重工業から架空取引など不適切行為の疑いがあるとの報告を受けて、調査を進めていることを発表した。同社が今年4月に行った報告では、潜水艦修理契約に関する取引先企業との間で架空取引の疑いがあることや、海上自衛隊員への金品・物品を提供するなどの行為の疑いがあるとした。川崎重工側は修理契約での架空取引などに関する追加的な税金費用確定へ見通しが立ったことなど報告しており、防衛省では調査を加速した上で、判明した事実関係に基づく対処を厳正に行うとしている。