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2024.07.05

WING

テラ・ラボ、名古屋空港に「テラ・ドルフィン」研究拠点

 広域災害対策オペレーションセンターも整備へ

 テラ・ラボは7月4日、県営名古屋空港旅客ターミナルビル利活用事業において選定事業者となったことを発表した。今後、名古屋空港ターミナルビル内に長距離無人航空機「テラ・ドルフィン」の開発拠点と南海トラフ地震に備えた広域災害対策オペレーションセンターを整備する計画だ。
 30年以内に80%以上の確率で発生するとされる南海トラフ地震。政府の中央防災会議の被害想定によれば、静岡県から宮崎県にかけての一部で震度7となる可能性があるほか、それに隣接する周辺の広い地域では震度6強から6弱の強い揺れになると想定。さらに、関東地方から九州地方にかけての太平洋沿岸の広い地域に10mを超える大津波の襲来が想定されている。