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中部空港、国際線旅客保安サービス料を10月値上げ
保安検査員の処遇改善、人材確保対策で
中部国際空港会社は、来る10月1日から国際線旅客保安サービス料を値上げする。現行では大人・小人ともに1名あたり350円のところ、580円にする。10月1日以降、航空券を発券する場合に適用する。
中部国際空港会社は今回の値上げについて、コロナ禍を経て航空需要が急速に回復するなか、全国的に保安検査員の不足が大きな課題となっていることに触れつつ、国際線旅客保安サービス料の改定により、今後の更なる処遇改善を進め、人手を確保することにより、空港の保安体制を維持するためと説明した。
なお、国際線旅客保安サービス料は、これまで通り旅客が航空券を発券する際、運賃に上乗せするかたちで徴収する。
※写真=中部空港の国際線旅客保安サービス料が値上げ。保安検査員の処遇改善と人財確保に充てる