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ガルーダとシンガポール航空、JV展開へ当局承認
より広範なパートナーシップ展開へ提携深化
ガルーダ・インドネシア航空とシンガポール航空は7月5日(現地時間)、シンガポール競争・消費者委員会(CCCS)から、両社の合弁事業(ジョイントベンチャー)の展開について、承認を得たことを発表した。
この承認取得により、両航空会社はこれまでに以上に幅広い分野で戦略的パートナーシップを履行することができるようになる。例えば、両国間の共同収益分配便の運航のほか、シンガポールとインドネシア間および以遠の旅行者により多くの選択肢とシームレスなネットワーク接続性を提供するためのフライトスケジュール調整、両航空会社の顧客により大きな付加価値を提供するための共同販売およびマーケティングイニシアチブの検討などが含まれる可能性があるとした。
ガルーダ・インドネシア航空とシンガポール航空は、昨年5月に両社のパートナーシップ契約を締結。ガルーダ・マイルとクリスフライヤー会員にコードシェア路線でマイルを獲得・交換できるオプションを提供するなどの取り組みを進めた。さらに、共同マーケティングにも着手していたという。加えて現在、シンガポールとインドネシアのバリ、ジャカルタ、メダン、スラバヤを結ぶ路線や、シンガポールとヨハネスブルグ、ロンドン(ヒースロー)、ムンバイを結ぶ長距離路線など、幅広い路線でコードシェアを展開済みだ。