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2024.07.09

WING

防衛省、採用等の抜本的強化へ検討委員会設置

 処遇面改善、自動化や部外力活用など8月末に方針

 防衛省は7月8日、鬼木誠防衛副大臣を委員長とする「人的基盤の抜本的強化に関する検討委員会」を開き、自衛官採用の制度や処遇に加え、省人化・無人化技術による部隊の高度化、部外力活用などの検討を開始した。今後、改革に向けて2回の検討を行い、8月下旬にも防衛力の抜本的強化に不可欠な人的基盤強化の方針を打ち出す構えだ。
 同検討委員会は、昨年4月設置の防衛力抜本的強化実現推進本部の下に設置して、人的基盤の強化策を検討する。具体的には、(1)処遇面を含む職業としての魅力化、(2)AI等を活用した省人化・無人化による部隊の高度化、(3)OBや民間などの部外力の活用、といった3つのテーマに焦点を当てる。