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AMSLエアロ、豪バンクスタウン空港に水素燃料導入
「バーティア」実装向けまずは地上でパワトレ試験
水素燃料電池を使った長距離VTOL機を設計・製造するAMSLエアロは7月10日(現地時間)、アエリア・マネジメント・グループと提携し、オーストラリアのシドニーにあるバンクスタウン空港に水素を航空燃料として導入したことを発表した。AMSLエアロによると、南半球の空港が航空燃料として水素を導入するのは、これが初めて。
AMSLエアロは水素燃料電池を活用することで、同社が開発中の「Vertiia」(バーティア)の航続距離を1000kmまで延伸し、航続距離の長い旅客対応型垂直離着陸(VTOL)機とすることを目指している。