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ボーイング、アルテミスII用第2コアステージをNASAに納入
アポロ以来、約50年ぶりに人類を月周回軌道へ
ボーイングは7月16日(米ニューオリンズ現地時間)、スペース・ローンチ・システム(SLS)ロケットの第2コアステージを、米航空宇宙局(NASA)に納入したことを発表した。
NASAのミハウド組立施設(MAF)で製造したロケットステージは、2025年に打ち上げが計画されているNASAの「アルテミスII」ミッションにおいて、アポロ計画以来、およそ50年ぶりに月周回軌道へと人類を送り込むことになる。
このコアステージは全長200フィート(約61メートル)以上、4基の「RS-25」エンジンを搭載し、2基の固体燃料ブースターロケットとともに、「アルテミスII」および将来のミッションの実施に必要な880万ポンドもの推力を提供する。
※写真=NASAに納入した「アルテミスII」ミッション用のロケットステージ。アポロ以来、初めて人類を月周回軌道へ届ける(提供:ボーイング)
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