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2018.12.14

WING

人工衛星をロシアで打上げ

 アクセルスペース、スカパーなど2社とも契約

 

 50機の超小型衛星で常時地上観測システムの構築を目指すアクセルスペースはこのほど、その初号機となる超小型測衛星「GRUS」(質量100キログラム)1機を12月27日にロシアのボストーチヌイ射場よりGKローンチサービシズ社(国営グロブコスモスの子会社)のソユーズ2ロケットにより打上げることを明らかにした。また、衛星の運用に必要な地上局サービスについて、スカパーJSATおよびノルウェーのコングスベルグ・サテライト・サービス(KSAT)社の地上局を使用することで契約したことも発表した。

 

※写真=GRUS衛星の地上局サービス契約を締結したアクセルスペース中村CEO(中央)とスカパーJSAT高田社長(左)、KSATスカットベ社長。抱えているのはGRUS衛星の2分の1模型(提供:スカパーJSAT)