国際ドローン協会、1000ha農地でドローン空中散布

　有人へリからドローンに全面切り替え、大幅な省力化

　一般社団法人国際ドローン協会は7月17日、千葉県東庄町の約1000ヘクタールの農地に対して、ドローンによる空中散布を実施したことを発表した。同地ではこれまで、有人ヘリコプターを活用した農薬の空中散布作業が行われていたが、ドローンによる空中散布に全面的に移行した。
　これにより、従来の有人ヘリコプターを活用した空中散布では、延べ152名以上の人員を投入していた準備・運営が、延べ58名にまで縮小。約1000ヘクタールの農地を4機のドローン（12人）でカバーすることができるなど、大幅な省力化に成功したことを明かした。国際ドローン協会によれば、有人ヘリコプターからドローンへの全面切り替えは全国初の事例となった。