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2024.07.24

WING

森下陸幕長、手りゅう弾死亡事故の原因究明

 教範のとおり誰も実践できず、予行など厳重化

 

 森下泰臣陸上幕僚長は7月18日の会見で、陸上自衛隊北富士演習場で発生した手りゅう弾投てき訓練中の隊員死亡事故の調査結果について説明し、訓練に参加していたその場にいた全隊員が投てき後の正しい姿勢について認識していなかったこと、さらに予行など訓練前に行うべき指導が不十分だったことが分かったとした。そのため、教範の改正および事前の教育を十分に行うとした。その上で陸幕長として「事故を非常に重く受け止め、再発防止と安全確保を徹底する」と話した。
 この事故は、5月30日に第1師団第1普通科連隊の訓練中に発生した。同連隊の第5中隊長以下24名は、全7発の手りゅう弾を投てきするうち、第4発目の手りゅう弾で正常に爆発したものの、飛散した破片が投てきを指導していた射撃係の隊員の頸部に当たり、搬送先の病院で死亡を確認した。事故後直ちに東部方面総監部に幕僚副長を委員長とする事故調査委員会を設置し、事故原因の究明と再発防止策の取りまとめを行った。

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