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ロシアフリゲート3隻が台湾と与那国島間北上
以前に大隅海峡など通過、合流して航行
統合幕僚監部は7月22日、ロシア海軍のステレグシチー級フリゲート(艦番号333、335、343)3隻が台湾と与那国島間を北上し、東シナ海から対馬海峡を通過して日本海へ向かったことを発表した。19日から20日にかけて3隻が台湾との間の海域を北上して魚釣島西沖約70キロの海域を北東方向へ通過。21日には対馬海峡を通過した。
この3隻のうち、艦番号333は7月4日から5日に大隅海峡を通過しており、艦番号335と343は9日から10日に与那国島と西表島間を南西方向へ通過していた。
防衛省・自衛隊では同3隻に対し、海上自衛隊第12護衛隊(呉)の「うみぎり」、第15護衛隊(大湊)の「おおよど」、第3ミサイル艇隊(佐世保)の「おおたか」、第1航空群(鹿屋)および第4航空群(厚木)のP-1が警戒監視・情報収集を行った。
※図=ロシア艦艇3隻の活動の様子(提供:統合幕僚監部)