エアバス、アブラ・グループからA350を9機受注

　エアバスは7月25日（英国ファーンボロ時間）、南米航空会社のアビアンカとゴルの主要株主であるアブラ・グループとの間で、A350-900を5機受注する覚書（MoU）を締結したことを発表した。
　アブラ・グループとしては発注したA350 によりフリートを強化することで、長距離国際線のさらなる拡大と輸送能力の増強を図る構え。長距離路線で新たな都市へ多くの旅客を運ぶ輸送手段を提供する同グループの戦略計画の一環だという。
　なお、エアバスはラテンアメリカとカリブ海地域において1300 機以上の受注を獲得している。同地域では約800機のエアバス機が運航されており、受注残は約500機にのぼる。1994 年以来、エアバスは同地域の純受注の 75%を確保しているという。