記事検索はこちらで→
2024.07.29

ウイングトラベル

★2024年春闘は過去最高水準の賃金改善に

 サービス連合が総括、昨年から2.05%増

 

 サービス・ツーリズム産業労働組合連合会(サービス連合)は7月23日に「第24回定期大会」を開催し、2024年春季生活闘争(春闘)の合意状況について発表した。2024春闘は新型コロナウイルスの5類移行により旅行需要が回復基調となってきたこと。また、人手不足が深刻化する中で他産業との人財確保競争を勝ち抜くことを意識して交渉に取り組んだ結果。過去最高水準となる5998円(2.05%)の賃金改善を実現した。一時金についても前年の3.13カ月から3.26カ月に増加する結果となった。今回の結果について同連合は「人財への投資を掲げて臨んだ結果、大きな転換点となった」と総括した。

 

 14組合が定昇含めて5%以上の賃上げで合意
 ツーリズム業の年間一時金、0.47カ月増の4.41カ月