ウイングトラベル
★東急と相鉄、キャリーケース専用一時預かりの実証実験
新横浜駅で実施、快適な観光をサポート
東急電鉄と相模鉄道(相鉄)は相鉄・東急新横浜線の新横浜駅でキャリーケース専用の一時預かりサービスの実証実験を8月1日から開始すると発表した。東急、相鉄の利用客の利便性・快適性向上を目的に行うもの。鉄道駅の待合室でキャリーケース専用の一時預かりサービスを設置するのは初の試みとなる。
今回実証実験は新横浜駅南改札外に設置された待合室「Shin-Yoko Gateway Spot」にて実施する。サービスはキャリーパーク社が実施。待合室に設置した専用ロック装置に預ける。
東海道新幹線の接続駅である新横浜駅周辺はキャリーケースの利用客が多く、特に駅周辺で大規模イベントなど開催される時はキャリーケースの保管場所が不足傾向にあるという課題があった。この問題を解消するために今回の実証実験を行うことにしたもの。
今回導入するキャリーパークサービスは棚などに収納するのではなく、取っ手に施錠する形で預け入れる方式となっている。このため預け入れ可能なケースのサイズに決まりがなく、保管場所不足の解消に貢献する。
サービスの利用にあたっては手持ちのスマートフォン専用アプリから施錠・開錠を行う。また、アプリから預かり場所の空き状況の確認も可能だ。さらに多言語での対応やキャッシュレス決済も可能であるため、訪日インバウンド客も利用しやすいサービスとなっている。
実証実験は2025年7月31日まで実施する。利用可能時間は午前5時〜午後8時までとなっている。
※写真=東急と相鉄が新横浜駅でキャリーケース専用の一時預かりサービスを展開