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PKO工兵部隊マニュアル改訂会合が閉会
IED対処等含めることで合意、良好な関係性築く
陸上幕僚監部は12月12日から14日の間、国連平和維持活動(PKO)工兵部隊マニュアルの改訂に係る東京専門家会合を都内で開催した。
会合は、議長国になった日本をはじめ、世界各国と国連の工兵将校や文官らが参加して、マニュアルのあり方等を熱心に議論。参加者達からは全体を通して、「本会合はとてもよく計画されており、とても有意義なものとなった。」と感想があり、「今回は建設やEOD、IED等様々な分野のエキスパートが集まり、それぞれの知見を出し合ってマニュアルをアップデートするというのが一つの大きな成果となった。国連には、IED等の脅威があり、工兵マニュアルの改訂が必要となる中で、本会合は非常に意義のあるものであったと思う。」と語った。
改訂完了に向けて、プロセスや基本方針で合意
IEDの捜索/探知が焦点、爆破処理も入れ込むか
※写真=3日間の会合を終えて、工兵マニュアル改訂へのプロセスや基本方針で合意
※写真=2日目の陸自施設学校では、実際に探知機を使用する等で研修を実施した(提供:陸上幕僚監部)
※写真=閉会式後の記念撮影。3日間という短い時間にであったが、各人打ち解けあうことができた様子