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2018.12.17

WING

空港護岸嵩上げや排水機能強化など実施

国土強靭化基本計画が閣議決定

 政府は12月14日、国土強靭化基本計画を閣議決定したことを発表した。これまでの常識が通用しないような自然災害が猛威を振るうようになったなか、空港インフラも今年発生した相次ぐ自然災害で甚大な被害を被った。策定された国土強靭化基本計画では空港インフラについて、今年9月に関西空港を直撃して甚大な被害を受けたことを踏まえ、関西空港などの航空輸送上重要な空港に対する緊急対策として、関西空港を含む6空港の護岸嵩上げ・排水機能強化を進めるほか、無線や非常電源施設などの浸水対策を実施することを盛り込んだ。さらに、ターミナルビルなどの調査で、補強が必要な吊り天井の存在を確認したことから、そうした対策も強化する方針を固めた。