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三菱重工業第1四半期、四半期純利益17%増の622億円に
全セグメント増収増益、航空エンジン、防衛宇宙売上収益拡大
三菱重工業は8月6日、2024年度第1四半期決算を公表した。それによれば、期間中の親会社に帰属する四半期利益が、前年同期比17.1%増加した622億円で着地した。
期間中の受注高は同15%伸びた1兆8475億円、売上収益は同13%増の1兆1115億円、事業利益は同60.7%増加した835億円だった。
受注高の伸びについて三菱重工業は、エナジー、プラント・インフラ、物流・冷熱・ドライブシステムの3セグメントで伸びたと説明。事業別ではGTCCの受注が大きく伸びたことを明かした。
また、売上収益は全セグメントで前年同期比増収を確保。とくに航空エンジン、防衛・宇宙、GTCCといった事業の伸びが顕著だったことを明かした。
事業利益に関しては、エナジー、プラント・インフラ、航空・防衛・宇宙の3セグメントが前年同期比ベースで伸びており、売上の増加、工事採算の改善、為替影響などが寄与した結果、前年同期比61%もの伸びに繋がったという。