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2018.12.18

ウイングトラベル

米ラスベガスとセドナが共同セミナー

新フライトでアクセス面での利便性が向上
セドナ、増加続ける日本人、オフシーズンに注力

 ラスベガス観光局(米ネバダ州)とセドナ観光局(米アリゾナ州)は、共同でセミナーを開催、それぞれ最新情報を交えながら魅力を訴求した。世界最大級の国際家電見本市「CES」開催に合わせ、アメリカン航空が成田からラスベガスへの直行便を期間限定(2019年1月4〜14日)で運航、またセドナに近いアリゾナ州フラッグスタッフへは、来年よりユナイテッド航空がデンバーから(2019年3月31日〜)、またアメリカン航空がダラスから(2019年4月2日〜)それぞれ毎日直行便を開設、アクセス面での利便性が向上する。
 ラスベガス観光局からのプレゼンテーションでは、トラベルトレードマネージャーの加藤雅代氏と、PRマネージャーの矢口文氏がマーケット現況やホテル情報、アクティビティーなど最新情報について説明。特にCESに合わせた期間限定のフライトについて、加藤氏は「CESは、航空会社にとって新しいマーケット参入の可能性を探る絶好のチャンスだ」と指摘。将来的な日本からラスベガスへの直行便実現への期待を見せた。
 またホテルにおいては、現在約15万室の供給があり(2017年)、今後1万5000室が新たに増える計画。ラスベガスは他のアメリカの都市と比べ、平均稼働率が高く(2017年:88.6%)、平均客室単価は低い(2017年:129ドル)のが特徴だ。

 

※写真=左からセドナ観光局佐渡氏、ラスベガス観光局加藤氏、矢口氏、アメリカン航空西野氏、ブランドUSA田代氏