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エミレーツ、全面改修777型機が運航開始
初便はジュネーブに、数週間以内に羽田投入も
エミレーツ航空は8月7日(ドバイ現地時間)、全面改装を完了した777型機の初号機が運航を開始したことを発表した。改装を施した機体は同日午後、EK83便としてジュネーブに向けて離陸した。エミレーツ航空によれば、この全面改装には計37日を要したが、当初計画よりも4日前倒しで就航した。
既報の通りエミレーツ航空は計30億ドル以上もの巨額投資の一環として、80機の777型機を追加改修することを決定。同航空は777型機とA380をあわせて191機を全面改修する計画だ。これらの改修プロジェクトが完了すれば、エミレーツ航空は次世代プレミアムエコノミーシートを計8104席、刷新したファーストクラススイートを1894席、そしてアップグレードしたビジネスクラス席1万1182席、エコノミークラスシート2万1814席を提供することになる。
改修した777型機の運航初便はジュネーブ線に白羽の矢が立ったが、今後数週間以内に羽田線とブリュッセル線にも投入する計画だ。その後、就航地を拡大していく方針で、近くあらためて投入路線を発表する。
※写真=777型機の客室を全面改修しプレミアムエコノミーを搭載(提供:エミレーツ航空)
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