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中国「山東」が与那国島周辺などで、航空機発着艦
計4隻が活動、その後に南シナ海方向へ移動
統合幕僚監部は、中国海軍のクズネツォフ級空母「山東」(艦番号17)、レンハイ級ミサイル駆逐艦(艦番号106)、ルーヤンIII級ミサイル駆逐艦(艦番号165)、ジャンカイIIフリゲート(艦番号571)の計4隻が8月12日から13日にかけて、宮古島や与那国島付近で活動したことを発表した。「山東」において艦載戦闘機および艦載ヘリが発着艦を行ったのは約20回だった。
この中国艦艇4隻は8月12日午前6時ごろ、宮古島南沖約420キロの海域を航行しているのを確認した。その後4隻は12日20時ごろ、与那国島南沖約530キロの海域を航行し、13日には南シナ海へ向かった。
防衛省・自衛隊は警戒監視・情報収集のため、海上自衛隊第5護衛隊(佐世保)の「あきづき」が活動した。
※写真・図=艦載機の発着艦を行う「山東」と、艦艇4隻の行動図(提供:統合幕僚監部)