ウイングトラベル
★雨風太陽、空き家活用し地方関係人口創出
訪問者と生産者が触れ合うコンテンツ開発
株式会社雨風太陽はこのほど、株式会社アドレスと連携し、地方自治体に向けた関係人口の創出と拡大を目指す取り組みを開始する。雨風太陽の登録者とアドレスの空き家・空き室物件を活用して、地域を訪れた人が一定期間その地域に滞在しながら、生産者の案内で地域の自然や文化に触れ合うコンテンツを開発・提供する。
雨風太陽は個人向け食料関連の「ポケットマルシェ」や個人向け旅行関連の「ポケマルおやこ地方留学」などのサービスを展開。「都市と地方をかきまぜる」をミッションに掲げ、2050年までに2000万人の関係人口の創出をめざす。今年のツアーグランプリでは国土交通大臣賞を受賞した。また、アドレスは国内外で約300物件の多拠点コミュニティプラットフォーム「ADDress」を展開する。
今回の両者の連携では、雨風太陽の持つ全国8300名以上のポケットマルシェ登録生産者と、300物件のADDressを組み合わせ、訪れた人が一定期間地域に滞在しながら生産者の案内のもと地域の自然や文化に触れ合うコンテンツを開発・提供する。
また、滞在後もADDressを活用して地域を複数回再訪したり、現地で知り合った生産者の食材をポケットマルシェで購入したりすることで、その地域や人と継続的に関わる関係人口の創出を促し、地域資源に新たな価値を付加する。
さらに、ADDress会員に対しても、地域資源の活用と体験の機会を新たに提供し、これまで以上の価値向上をめざす。
このために、自治体職員向けのオンラインイベントを8月28日15時から自治体職員に向けに開催する。ゲストパネラーにアドレスの共同創業者・取締役で、地方自治体向けソリューション開発・提供責任者の桜井里子氏を迎え、雨風太陽取締役法人営業部門長の岡本敏男氏をモデレーターに、これまで取り組んできた地方創生サービスの概要と実績や、今後両社で連携することで実現できる展望などを説明する。
※オンラインイベント申し込みURL
https://lp.ame-kaze-taiyo.jp/seminar-24-09
※画像=空き家活用し地方の関係人口創出