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ホテル日航つくば、「まつりつくば」で廃食油回収
ホテルの廃食油、1年で羽田→伊丹1.5便分回収
ホテル日航つくば(茨城県つくば市)は、来る8月24日と25日(日)の2日間の日程で、同ホテル周辺で開催される「まつりつくば2024」会場内で、一般家庭の廃食用油の回収を実施する。
同ホテルは、日揮ホールディングスが中心となっている「Fry to Fly Project」に賛同し、SAF(持続可能な航空燃料)の原料となる廃食用油を回収することで、資源循環の促進活動を展開中だ。
そうしたなか2023年5月から、ホテル内厨房から排出される廃食用油の収集を開始しており、今年3月までにホテル全体で3251リットル(2958kg)を回収。そのうち、昨年開催の「まつりつくば」では18リットル(16kg)の廃食用油を回収したことを明かした。
ホテル日航つくばの試算では、同ホテルが回収した年間の廃食油から生まれるSAFは、羽田-伊丹までの約1.5便分の燃料に相当するとのことで、CO2の削減量は1年間で7200kg削減できるという。
今年も昨年に続き、大勢の人の参加が見込まれる「まつりつくば」において、一般家庭から出る廃食用油を収集することで、資源循環の促進に一般の人々も積極参加できる機会を創出し、同プロジェクトのさらなる認知拡大を目指す方針だ。
〈廃食用油回収イベント概要〉
・日時=2024年8月24日(土)・25日(日)12時00分~21時00分
・場所=「まつりつくば」会場内 ホテル日航つくばテント
・回収方法=専用の回収BOXを設置し、廃食用油を回収。廃食用油を持ち込むと、1回につき1枚、まつりテント内で利用できる「100円引きチケット」を進呈
〈回収する廃食用油〉
・1回につき200ミリリットル以上の廃食用油を持参
・ペットボトルや牛乳パックなど、中身がこぼれない容器に入れ、液状油と固形油は混ぜずに持ってくること
・天かすや生ごみ(調理ゴミ)、水分が入らないよう注意
※写真=ホテル日航つくばが今年も「まつりつくば」で廃食油回収イベントを実施(提供:ホテル日航つくば)