ウイングトラベル
訪日外国人旅行者数、史上初の3000万人達成
今日到達見込み、関空で盛大なセレモニー開催
訪日外国人旅行者数が史上初めて3000万人の大台を達成した。観光庁の推計によると、今日12月18日に3000万人に到達する見込みだ。これを記念し、関西国際空港で本日午後に3000万人達成のセレモニーを開催し、石井啓一国土交通大臣、田端浩観光庁長官、清野智日本政府観光局(JNTO)理事長、地元自治体首長、地元関係団体代表、空港・航空会社代表らの出席のもと、史上初の3000万人達成を盛大に祝う予定だ。
訪日外客数が2013年に初の1000万人を達成してから、5年で3倍の3000万人に到達したことになる。また、2003年に小泉政権(当時)が訪日外客倍増と1000万人を目標に掲げてから、15年で約6倍に増えたことになる。
当時、1000万人の壁は高く、2011年には東日本大震災の影響で622万人まで一時は後退するなど逆風もあったが、官民関係者の力を総動員して2013年に初の1000万人台を突破すると、その後は右肩上がりで成長。2014年は1341万人(29%増)、2015年は1974万人(47%増)、2016年は2404万人(22%増)、2017年は2869万人(19%増)と2ケタ増で伸びてきた。
※写真=ビジット・ジャパン・キャンペーンがスタートした2003年以降の訪日外国人旅行者数と出国日本人数の推移(2003年〜2017年、観光庁資料)