ウイングトラベル
★阪急交通社・日大・三島市観光協会がツアー企画
大学生が案内する体験型ツアー、東京発で発売
阪急交通社はこのほど、日本大学国際関係学部、三島市観光協会との産官学連携による新たなツアー企画、「富士山・うなぎ 三島の魅力ぎゅぎゅっとツアー2日間」を発売した。同ツアーは、地域の大学生と共に三島市の魅力を巡る体験型ツアーで、12月1日に東京発で催行する。
三島市は、伊豆・箱根・富士山などの主要観光地へのアクセスに優れ、年間677万人の観光客が訪れる一方、宿泊客数は33万人にとどまり、宿泊率は4.8%と低迷している。こうした状況を踏まえ、同ツアーでは三島市が誇る自然美や地域の味覚を最大限に活かし、観光地としての魅力を再発見することをめざす。
同ツアーは、三島市で観光を通じた地域活性化を学ぶ日本大学国際関係学部の矢嶋敏朗准教授ゼミナール3年生が企画し、三島市観光協会の協力を得て完成した。地域に精通した学生が案内役となり、ツアー参加者を三島の魅力を凝縮した2日間の旅へ誘う。
阪急交通社がツアーの造成・販売を担当し、最大のターゲットの首都圏の消費者に対して三島市の魅力を訴求し、再訪の契機を創出することをめざす。
今回のツアーは、三島市中心街の散策や地元の農家での野菜収穫体験、富士山の絶景ポイントを巡るなど、地域密着型のプログラムが特徴。ツアーの販売価格は3万9900円で、1泊2日の行程には、地元特産のうなぎをはじめ、三島の食材を楽しむ食事も含まれている。また、ツアー終了後には報告会を開催し、今後の継続的な観光振興のモデルとしての提言も予定されている。
同ツアーを通じて、三島市民にも地元の観光資源の再評価を促し、地域全体での観光振興に寄与することが期待されている。
※ツアー詳細URL
https://www.hankyu-travel.com/tour/detail_d.php?p_course_id=35210&p_hei=10&p_baitai=9582
※阪急交通社・日大国際関係学部・三島市観光協会による産官学共同企画ツアー発売