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福岡空港、越境性動物疾病キャンペーンを実施
年末年始期間のアジア圏との交流活発化を受け
農林水産省動物検疫所の門司支所福岡空港出張所は、12月25日に福岡県と協力して福岡空港で動物検疫広報キャンペーンを行うと発表した。これは、中国で続発するアフリカ豚コレラ等の越境性動物疾病の侵入リスクの高まりのほか、年末年始期間のアジア圏との交流活発化を受けたもので、アフリカ豚コレラや口蹄疫などの越境性動物疾病に対する情報提供と注意喚起を図るもの。
当日は9時から、福岡空港国際線旅客ターミナル出発ロビーで、アフリカ豚コレラや口蹄疫などの越境性動物疾病の発生を告知するポスターを掲示して、出国者に対し情報提供を行うほか、肉製品等の持込み禁止に関するリーフレットを入れたポケットティッシュを配布し、声かけなどを行って注意喚起を図る。そのほか、海外での畜産関連施設の立入りと、家畜との接触を控えるよう案内する。また同キャンペーンでは、検疫探知犬イメージキャラクターの「クンくん」が登場するとのこと。