金沢工大、ジェットエンジンドローンを来月飛行試験

　金沢工業大学は、開発中のジェットエンジン搭載型固定翼型ドローン「KIT-JET」の飛行試験を、来る9月17日に三重県伊賀市にある「木津フライングクラブ」において実施する計画を明らかにした。
　「KIT-JET」は先尾翼を採用しているほか、エンジンを除き、機体や自律飛行ソフトウエアは学生が製作した。その全長は2.2メートル 翼幅2メートル、重量10kgとなっている。
　飛行試験の当日には、大学院生・学部生15名と航空システム工学科の赤坂剛史准教授が参加する予定だ。自律飛行試験では、手動操縦で離陸し、上空で自律操縦に切り替え、目標地点に飛行することを確認し、手動操縦で着陸することを目指す。

※写真＝ジェットエンジン搭載型固定翼型ドローン「KIT-JET」（提供：金沢工業大学）