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カンタス航空、A321XLRは来年4月に豪州到着
着々と進む乗員訓練、3年で240名以上訓練
カンタス航空は8月29日(シドニー現地時間)、導入することを決定したA321XLRの初号機が、2025年4月にオーストラリアに到着する計画にあることを明らかにした。この初号機の愛称は「グレートオーシャンロード」に決定している。同航空は既に運航開始に受けたパイロット訓練を着々と進めていることを明かしたほか、同日、機内における客室体験なども検証したという。
カンタス航空が進めている機材刷新プログラムでは、運用中の737フリートを10年間かけて段階的にA321XLRへと更新する。すでに28機のA321XLRを発注済みだ。同機の航続距離の長さを活かし、新たな直行便就航都市を切り拓くなど、カンタス航空の更なる成長に寄与することが見込まれている。