ウイングトラベル
★JTB、旅費精算でマネーフォワードと連携
手入力や領収書不要、業務効率化とガバナンス強化
JJTBビジネストラベルソリューションズ(JTB-CWT)は、経費データ連携プラットフォーム「J’sNAVI Jr.」とマネーフォワードが提供する「マネーフォワード クラウド経費」とAPI連携を開始し、企業の経費精算業務の効率化とガバナンスの強化を図る。
JTB-CWTはこれまでに、約2000社に対してBTM(Business Travel Management)サービスを提供してきた。今回のAPI連携により、出張時の実績データが自動で「マネーフォワード クラウド経費」に取り込まれるため、手入力や領収書・請求書の添付が不要になる。これにより、企業は経費精算業務の効率化を実現し、同時にガバナンスの強化も期待できるとしている。
「J’sNAVI Jr.」は今後も、経費データの自動連携を目指し、手入力や書類の添付といった煩雑な業務を削減し、経費精算業務のさらなる簡素化を進めていく方針。
JTBビジネストラベルソリューションズの芳野浩二トラベル&データソリューション室長は、「マネーフォワード クラウド経費の『使った瞬間、経費精算されている未来を目指す』というビジョンに共感し、この連携を実現した」と述べ、今後も手入力や領収書の添付が不要な経費精算の実現に向けて、マネーフォワードと共創を続けていく考えを示した。
一方、マネーフォワードの渡辺恵伍本部長マネーフォワードビジネスカンパニー支出管理ソリューション本部長は、「JTBビジネストラベルソリューションズの『J’sNAVI Jr.』とのシームレスな連携により、企業の出張手配から経費精算までの体験を大幅に改善できる」と述べた。今後も、バックオフィスと従業員の双方にとって、よりスムーズな経費精算業務の実現に向けて協力を深めていく方針を示した。
JTB-CWTとマネーフォワードは、今回のAPI連携を通じて、経費精算業務の効率化とガバナンス強化を推進し、顧客企業に対して利便性の高いサービスを提供することをめざす。
※画像=JTBとマネーフォワードが旅費精算で連携