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都のバイオ燃料事業に清水建設・三菱地所ら4社
「Torch Tower」の建設機械にバイオ燃料
清水建設、三菱地所、三菱地所設計、そしてユーグレナの4社は、東京都が公募した「バイオ燃料活用における事業化促進支援事業」の事業者に選定されたことを発表した。
東京都は電力のHTT((H)減らす・(T)創る・(T)蓄める)を推進しているほか、ゼロエミッション東京の実現に向けた対策を進めている。とくにバイオディーゼル、SAFといったバイオ燃料を車両・船舶・航空機などに関して、その利活用を推進する取り組みの事業化を支援するため、「バイオ燃料活用における事業化促進支援事業」を実施しているところ。
そうしたなか4社は、三菱地所が開発し、三菱地所設計が設計監理、清水建設が施工を行っている完成時点で日本一の高さとなる「Torch Tower」(東京都千代田区大手町)の建設工事期間において、ユーグレナが提供するバイオ燃料「サステオ」(HVO※100%)を大型建設機械へ導入する。さらに、バイオ燃料普及にあたっての課題改善等を検討するとともに、同支援事業におけるCO2排出量削減事例を周知し、建設現場でのバイオ燃料活用による脱炭素社会実現に貢献することを目指す。