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ブラザー工業、フィリピンでDHLのSAF利活用
ブラザーインダストリーズ(フィリピン、BIPH)とDHLエクスプレスは、SAF(持続可能な航空燃料)を使用してCO2排出量を削減する契約を締結したことを発表した。
DHLが世界的に進めている「GoGreen Plus」は、従来のジェット燃料を使用済み食用油や食品廃棄物などの原料から生産されるSAFに置き換え、航空輸送に使用するという取り組みだ。
BIPHは2012年に設立したブラザーグループの主力生産拠点の一つで、プリンター、複合機とラベルライターの本体および消耗品を生産し、世界中に出荷している。BIPHにおいても、ブラザーグループの生産拠点では最大級の面積となる太陽光パネルの設置や、製品への再生材の活用など、環境に関するあらゆる取り組みを進めてきていた。
そうしたなかDHLエクスプレスとの契約で、今後は部品の調達や製品の出荷時などの航空輸送にSAFを活用することで、さらなるCO2排出削減を目指す方針だ。
※写真=ブラザー工業のフィリピン現地法人とDHLがSAF利活用でタッグ(提供:ブラザー工業)