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2018.12.19

WING

ロッキード、沿岸域戦闘艦LCS19の命名進水式を挙行

予定艦名はセントルイス、独立行動力を重視

 

 ロッキード・マーティンは米国現地時間の12月15日、沿岸域戦闘艦LCS19(予定艦名セントルイス)の命名・進水式をフィンカンティエーリ・マリネット・マリーン造船所(ウィスコンシン州マリネット)で執り行った。ロッキードは主契約者として「フリーダム」級LCSを合計14隻受注し、7隻を納入しており、LCS19は10隻目の艦となる。LCSは独立的に世界中で行動でき、特に沿岸域での運動性に優れ、40ノットを越す高速性能や高度な自動化による乗員の低減、多用途任務性や建造価格の低減など、様々な特長を持つ新しい艦種である。特にLCS19からは掃海能力の付与に焦点を当てた施策が行われている。ロッキードでは今年、2隻のLCSの進水式を行い、来年1月にはLCS13(予定艦名ウィチタ)の就役式も予定されているなど、建造が順調に進んでいるとしている。

 

※写真=勇壮なLCS19の進水式の模様(提供:ロッキード・マーティン)