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双日、eVTOL事業で複合的収益機会模索
BETA、26年にも社会実装か
双日航空・社会インフラ本部長に就任した橋本政和常務執行役員(以下、橋本本部長)ら、同本部幹部が取材に応じた。双日は岡山航空、ジャプコンをグループ傘下に収めており、これらはビジネスジェット事業強化策の一環だが、一方で将来のeVTOL事業を見据えた戦略でもある。機体販売はもちろん、グループ会社である両社の機能を活用したオペレーション、運航受託、整備、人材供給など、eVTOL事業を通じた複合的な収益機会の獲得を検討することを明かした。
双日は去る2022年9月、BETA Technologies(BETA)と、日本におけるeVTOLの市場開拓・確立を目指した協業に向けて、BETAに出資することを発表した。
BETAが開発を進めている「ALIA-250」は最大積載量1400ポンド、航続距離250海里(約500km相当)の高い能力を有しており日本の空が大きく変わっていくことが期待されそうだ。
※画像=BETAテクノロジーズが開発を進めるeVTOL。日本への社会実装も近いか(提供:BETAテクノロジーズ)
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