WING
新大綱・中期防、陸自で総隊隷下にサイバー部隊
海自はFFM保持へ、空自で警戒航空団新編
防衛省がこのほど発表した新たな防衛計画の大綱および中期防衛力整備計画は、陸・海・空各自衛隊で新領域の作戦能力や増続監視の態勢の強化を図る。陸上自衛隊では、陸上総隊の隷下にサイバー部隊および電磁波作戦部隊を新編。海上自衛隊では、常続監視や対潜戦など各種作戦を効果的かつ機動的に実施するよう、新たに多彩な任務に対応する新型護衛艦FFMや、掃海艦艇2個群を保持する。航空自衛隊では、太平洋側を中心とした防空態勢を充実させるため、航空警戒管制部隊の8個警戒群および20個警戒隊を28個警戒隊へ改編し、1固形化以降空団を新編。さらには戦闘機部隊1個飛行隊新編を計画する。