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ispace、ミッション2ローバー、世界初の宇宙資源取引も
「テネシアス」と命名、JAL便で8月に日本へ空輸
月面着陸を目指すispaceは9月4日、今冬スペースXの「ファルコン9」で打ち上げ予定の月着陸船(ランダー)に搭載する月面探査車(ローバー)である「テネシアス」(TENACIOUS、粘り強さ)ローバーを、8月3日に製造したルクセンブルクの同社の拠点からシャルル・ド・ゴール空港まで陸送し、その後、日本航空(JAL)便で羽田空港に空輸したことを明らかにした。羽田空港到着は8月4日で、その後、筑波宇宙センターへと運ばれた。
ispaceの袴田武史CEOはミッション1で月着陸船が月面にハードランディングしたことを振り返り、「(ミッション1は)完全には成功していないが、非常に多くの経験を得た」ことに言及し、ミッション2を成功へと導き、「その先にあるシスルナ経済圏の構築へと繋げていきたい」と話した。
※写真=ミッション2は今冬打上げへ
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