WING
関経連、「関西3空港懇談会」で規制緩和検討へ
8年ぶりの開催、増加する航空需要に対応
関西経済連合会は12月24日に、大阪市内で第8回「関西3空港懇談会」を開催する。関西国際空港、伊丹空港、神戸空港それぞれの空港のあり方など、特に発着枠や時間で規制のある伊丹や神戸の規制緩和を焦点に検討を行う予定。実に2010年4月の開催以来8年ぶりの会合となる。
3空港のうち関空では最近、訪日外国人の増加によって空港利用者が右肩上がりで上昇。それに加えて2025年には大阪万博の開催が決定して、今後さらに関西圏の航空需要が高まる見込みだ。そうした中で、国際線の受け入れを拡大するためにも規制のかかる伊丹、神戸の利用を改めて検討し直す必要があるとの考え。関経連の松本正義会長は、関西3空港の使い方の見直しが関西経済の復興へ重要との見解を示して、開催の意義を説明した。
※写真=神戸空港などの規制緩和が焦点に